大切なペットとの最後のお別れを後悔しないためにも…最良のペット火葬・葬儀会社の口コミや評判を紹介します。

犬の火葬は何から始める?必要な手続きや準備とは

公開日:2022/06/15


ペットは家族の一員です。ともに時間を過ごした愛犬が亡くなると、とても悲しいと思います。今まで一緒にいた存在がいなくなる喪失感は、耐え難いものがあります。しかし、辛いと思いますが、愛犬が亡くなった際に飼い主さんがしなければならないことがあります。この記事では、その際に必要な手続きや準備について紹介します。

愛犬が亡くなったらまずすべきこと

それではどうすればいいのか、分けて説明します。

■体をきれいにしてあげる

動物は死んでしまうとその後、死後硬直が始まり、体が硬くなっていきます。その前に手足を丸めるようにして体の内側に入れてあげましょう。また、だいたい二時間前後で体が硬くなりますので、そのまえに入れるようにしましょう。

これは後で棺桶に入れるとき、なかに入れやすくするために行います。なお、目が空いている場合は、手もしくはハンカチで優しくとじてあげてください。また、汚れているところがあれば、濡れたタオルなどで拭いてあげます。とくに口や鼻のあたりは、なかから体液がでてくることがあるので、よく見て汚れているようであれば、きれいにしてあげましょう。

■遺体を冷やす

動物は死んでしまうと、その後体が腐敗していきます。葬儀を行う際に、体が腐りきっていてはかわいそうです。そうならないよう遺体をドライアイスで冷やし、その進行を遅らせましょう。また、遺体を冷やす際は、体より一回り大きい箱や棺桶のなかに遺体を入れて、その周りにドライアイスを敷き詰めるようにするのがいいでしょう。

ただし、その際に注意することがあります。ドライアイスを箱のなかのような密封した空間に入れておくと、なかで空気が膨張し、箱が破裂することがあります。そうなると遺体が傷つくかもしれないので、箱のふたは少し開けておいてください。

ちなみに、ドライアイスの代わりに保冷剤を使うのはおすすめできません。保冷剤は冷却時間、冷却力がドライアイスよりもかなり短く、低いです。保冷材の冷却時間はたったの6時間しかなく、温度も0度から-25度程度にしかなりません。それに対し、ドライアイスはその4倍の24時間冷却でき、その温度も-79度となっています。断然ドライアイスの方がいいといえますので、こちらを選ぶようにしましょう。

■供養の方法・葬儀の業者を選ぶ

さいごに、供養の方法を選びましょう。一般的なのは火葬だと思います。土葬をしてもかまいませんが、その場合は場所に注意してください。ペットの土葬は、私有地であれば問題ありませんが、私有地以外の土地に埋葬するのは違法なのでやめましょう。火葬をする場合には、そこからさらに火葬の方法を決める必要があります。

火葬には、「合同火葬」「個別火葬」の2種類の方法があります。

■合同火葬

「合同火葬」とは、葬儀社にすべて供養を任せるといった火葬方法です。この方法で火葬すると、一番費用が安く済みますが、返骨がされません。葬儀社に直接ペットの遺体を持っていき、そこで火葬することになります。葬儀にかかる費用は、だいたい8千円から6万円程度が相場でしょう。ペットの火葬に立ち会う時間のない方や立ち会うのが精神的に辛い方におすすめの方法です。

■個別火葬

つぎに「個別火葬」ですが、これはさらに「一任個別火葬」「訪問個別火葬」「立会個別火葬」の三つに分かれます。

・一任個別火葬
この方法は、葬儀社にすべて供養を任せるといった火葬方法で、ほとんど「合同火葬」と変わりません。ただ、この方法は火葬が終わった後に、ペットの遺骨を返してもらえます。葬儀にかかる費用はだいたい1万5,000円から6万5,000円程度が相場でしょう。すべて葬儀社に任せたいが、遺骨は持ち帰りたいという方におすすめの方法です。

・訪問個別火葬
この方法では、葬儀社が飼い主の自宅を訪問し火葬を行います。ペットの遺体を渡し、特別な火葬設備が備わった車のなかで火葬を行います。また、火葬の場所は飼い主が指定できます。自宅の前でもいいですし、ペットとの思い出の場所でもいいです。この方法は、ペットの遺体を葬儀社に持っていく時間がない、持っていけないといった方におすすめです。なお、この方法も「一任個別火葬」と同様に、ペットの遺骨を返してもらうことができます。

・立会個別火葬
この方法は、飼い主がペットの遺体を葬儀社まで持って行き、そこで火葬をする方法です。この方法では、火葬がされた後、遺骨を返してもらうことができ、骨上げにも立ち会うことができます。数ある火葬方法のなかでも一番費用が高いですが、その分ペットを手厚く供養できます。費用はだいたい1万7,000円から6万8,000円程度が相場でしょう。費用はかかってもいいので、手厚くペットを供養してあげたい方におすすめの方法です。

自治体や役所でやるべき手続きは?

ペットは火葬して終わりではありません。その後に、自治体や市役所などに死亡届などを提出する必要があります。

■死亡届の提出

まず、愛犬が亡くなってから30日以内に、愛犬を登録した市町村の市役所もしくは保健所などに死亡届などを提出しなければなりません。より正確にいうと、犬鑑、狂犬病予防注射済票、死亡届を提出しなければなりません。

なお、死亡届に記載する事項は「飼い主の住所」「名前」「犬の死亡年月日」「登録番号」の4つです。

■死亡届の提出が必要な理由

犬は他の動物とくらべて特別扱いされています。なぜなら、「狂犬病」の問題があるからです。それらの情報を区役所などは確認しなければならないので、提出を求められるわけです。

なお、もし「狂犬病」の予防を行っていないことが分かった場合、20万以下の罰金を科せられます。

葬儀・火葬の依頼先

ここでは、葬儀・火葬の依頼先について説明します。火葬は葬儀社でしてもらうのが一般的だと思いますが「自治体や市役所」などでも火葬をしてくれます。

■自治体や市役所での火葬

自治体や市役所に、火葬の依頼をして費用を払うことで、火葬をしてもらうことができます。かかる費用は葬儀社より安いですが、そこには注意点があります。まず、それらに依頼した場合、ペットは「一般廃棄物」として処理されることになります。響きがとても嫌ですが、法律上犬の遺体は「一般廃棄物」に分類され、ゴミに近い扱いを受けることになるでしょう。

■火葬の内容、かかる費用

火葬は合同火葬で行われるため、ほかのペットと一緒にまとめて火葬をされます。もちろん、合同火葬なので飼い主に遺骨が返されることはありませんし、骨上の立会いもできません。

つまり、一度遺体を渡したら、それで最後です。火葬にかかる費用は数千円から一万円を超える程度と、自治体によってその金額は変わりますが、金額が安い反面こういった問題があることを理解しておいてください。

 

いかがでしたでしょうか。愛犬が亡くなった後でもすることがいくつもありますね。辛くて何もする気になれないかもしれませんが、愛犬のために必要なことですので、忘れずに行うようにしましょう。また、葬儀の方法は複数ありますので、納得できる方法で愛犬を供養してあげてください。

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