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ペットが亡くなったらやってあげたい!エンゼルケアのやり方をご紹介!

公開日:2022/11/15


亡くなったペットを自宅で見送るときに行う、エンゼルケアをご存じでしょうか。エンゼルケアは、動物病院でもお願いできますが、飼い主さんの手で行うことも可能です。そこで、今回は自宅でできるエンゼルケアについて紹介します。ペットとの最後の時間を自宅で穏やかに過ごすためにも、ぜひあなたの手でエンゼルケアを行ってあげましょう。

エンゼルケアとは

ペットが亡くなった後、死後の処置や体をきれいに整えてあげるなどのお手入れをエンゼルケアと呼びます。ペットに限らず、生き物が亡くなると死後硬直が始まり、腐敗も進みます。ペットと穏やかなお別れをするためにも、生前のような姿に整えるエンゼルケアを行う必要があります。また、エンゼルケアをすることで、飼い主の心も落ち着かせることができるのです。

飼い主に覚悟ができる

ペットが亡くなると飼い主は深い悲しみに落ち、とても死後の処置などできないと考える方もいると思います。どうしてもつらいときは、動物病院などにエンゼルケアをお願いすることもできますが、最後まで自分の手でお世話をしてあげることで、飼い主の心の整理もできます。ペットから贈られた多くの楽しい時間を振り返りながらお世話をしてあげるうちに、ペットの死を受け入れることができ、またペットロスの軽減にもつながります。

自宅でできるペットのエンゼルケア

自宅でエンゼルケアをする場合のポイントを具体的に紹介します。大切なのは、ペットが亡くなったらできるだけ早く処置をしてあげることです。

エンゼルケアの準備

エンゼルケアは、ペットの死後できるだけ早く行ってあげるほうがよいので、自宅でエンゼルケアを行うと決めている場合は、前もってある程度の準備をしておきましょう。エンゼルケアに必要とされる主なものは、次の通りです。

・ペットシーツ
・バスタオル
・使い捨ての手袋
・マスク
・エプロン
・コットン
・ガーゼ
・綿棒
・洗わないシャンプー
・ペット用ウエットタオル
・ペット用ブラシ
・ペット用爪切り
・除菌シート・除菌剤
・消臭剤
・棺や籠など
・保冷剤やドライアイス

おそらくほとんどの品物が、自宅にあるものだと思いますが、ペットが亡くなった直後は、動揺が激しくて思うような準備ができない可能性があります。まだペットが亡くなるうちから準備することにためらいを持つ飼い主もいるとは思いますが、死後のエンゼルケアは時間との勝負でもあります。そのときになって慌てないように、必要なものはある程度まとめて置くなどの準備はしておきましょう。

体液が漏れないように処置する

ペットが亡くなると筋肉が弛緩し、尿や便などの体液が出てしまうため、ペットの体の下に大きめのペットシーツやタオルを敷いてください。もし排せつ物がお腹の中に残っているようであれば、優しくお腹を押さえて排出を促しましょう。排泄物以外の体液も漏れてくるので、口や鼻、肛門には脱脂綿などを詰めて、必要に応じて脱脂綿を交換してください。

体をきれいにする

固く絞ったタオルやペット用のウエットタオルなどで体をきれいに拭き、ブラッシングをします。長い間病気で治療していたペットなら、シャンプーも思い通りできなかったかもしれません。汚れが気になるときには、洗い流さないシャンプーが便利です。どうしても汚れが取れないときは部分的にシャンプーをしてもよいですが、ドライヤーで乾燥させるときには冷風で行ってください。温めると遺体の傷みが早まってしまいます。爪が気になるようであればきれいにカットしてあげてもよいでしょう。できる限り生前の美しい姿に整えてあげてください。

体勢を整えてあげる

ペットの体は、死後2~3時間ほどで死後硬直が始まります。硬直が始まる前に、棺や籠に納まるように、手足をお腹の方に優しく曲げてください。いつもペットが寝ていた姿を思い浮かべてみてください。自然に手足を丸めているようなそんな形にしてあげましょう。目や口が開いたままで気になる場合は、しばらく手で押さえれば閉じます。時間が経つと自然に開いてくる場合もあるので、そんなときは透明のテープなどで止めてもよいでしょう。

棺に安置する

身体のケアが終わったら、バスタオルなどで包んでから棺に安置します。これで基本的なエンゼルケアは終わりました。ただ眠っているだけのような可愛らしくて安らかな姿を見せてくれているはずです。

自宅でエンゼルケアを行うときの注意点

エンゼルケアを行っている間も、安置した後も注意が必要なのは温度管理です。遺体を生前の姿のまま保つためには、常に保冷しなければなりません。とくに夏場であれば、冷房は寒いくらいの設定温度にしておきましょう。

遺体の保冷

エンゼルケアを行ってすぐに葬儀や火葬をせずに、しばらく一緒にいたいのであれば、しっかりと保冷しなければなりません。保冷剤の結露で遺体が濡れないように、遺体をバスタオルで包みその上から冷やします。とくに頭とお腹を中心に冷やしましょう。

ドライアイスを扱うときには、必ず手袋をつけて、低温火傷に注意しながら、新聞紙に包みその上からタオルで包んでから使用します。保冷剤なら5~6時間程度で交換し、ドライアイスなら約24時間で効果がなくなるので、定期的に交換をしてください。棺の安置場所にも注意が必要です。直射日光が当たらず、風通しのよい場所に安置しましょう。

エンゼルケアをしながら話しかける

ペットのエンゼルケアをしているときには、楽しかった思い出を振り返ってペットに話しかけてあげましょう。自然に涙が流れてくることもあるでしょう。つらくて手が止まるかもしれません。それでもよいのです。ペットとの最後の大切な時間をきちんと過ごすことで心の準備ができ、ペットとの別れを受けいれられるようになります。幸せな思い出に感謝し、ペットの死をしっかりと受け止めましょう。

まとめ

ペットのぬくもりが次第に消え、本当に亡くなったと実感することで、飼い主は別れを覚悟できます。エンゼルケアには、その時間を飼い主に与えるという役目もあるのです。家族の一員として過ごし、たくさんの幸せをプレゼントしてくれたペットに、せいいっぱいの感謝の心を添えて、どうか穏やかに見送ってあげてくださいね。

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